パリパリ派

日々のあれこれ

好きな絵柄とシチュエーションと

矛盾した表現ではあるが、小学生の頃に心に生まれた中学二年生と未だ訣別することができず、十年来の友人となってしまっている。お陰でカッコつけた絵柄やセリフが大好きだ。

必殺技などその最たるもので、Fateの宝具、BLEACHの解号に鬼道、血界戦線の技名など枚挙にいとまがなく、どれもこれももう技を叫んでるのを見るだけでテンションが青天井に上がってしまう。

これらの魅力についてはそのうちまた語るとして、今日書き散らすのは、こういうものが好きだった結果他の好みにも現れてきた影響についてだ。 

基本的にかっこいい話が好きである結果、どうやらいろいろなことに頭で勝手にかっこいい方向に補正をかけてしまう癖がついてしまっているらしいのだ。

 

 

例えば絵柄では、寒色をメインに使った、化粧品のCMチックな絵や、少年漫画的にキメたポーズ、しっかりと真剣な目をしたものばかり集めてしまう。 

これが男性キャラのイラストを探したりするときには割と容易なのだが、女性キャラだと難しくなってしまう。

例えば、アイドルマスターの絵を描いている人にはギャルゲ的に、頰に朱を強く差して目を大きくし、笑顔を強調した絵を描く人が多いので、なかなか好きな絵を探すのが難しかったりしてしまうのだ。

 Fateなどであればややましではあるが、それでもやはりカッコいい絵柄の比率は男性より少なくなってしまうのが少々悲しいところだ。

 

また、設定も勝手に妙にアツい方向に想像を突き進めて思いこんでいたりする。

例えばアイマスについて言えば、自分の頭の中でライブバトルはなんらかの形式の差異はあれ、会場において対戦相手と得点を競い、打ち負かす競技だと思いこんでいるし、普通にそこそこアツいスポ根バトルが行われると思ってしまうし、765ASはなんかもうめっちゃ強いレジェンドでステージに出てくるだけで空気が一変するくらいのオーラを出してて欲しいし、シンデレラガールは各々バトルのたびにめっちゃ要注意としてマークされてて欲しい。

 

こういう思い込みは友達と話題がかみ合わなくなったり、公式との間で認識の齟齬をきたしてコンテンツを楽しめなかったりする危険性を孕んでいるとは思う。

それでも、こういう妄想というのはいろいろな可能性を広げることができる手段だし、ひとに押し付けなければ好きな話をより好きになることができて良い手段だと思うのだ。

 

こういう妄想、他の人はどんな形でしているのか見てみたいとよく思っている。